健康生活役立ちメモ 〜”二日酔い”対策〜

今月はクリスマス・忘年会・お正月とイベントも多い時期ですから、お酒を飲みすぎて二日酔いになってしまう方も多いかもしれませんね。ところで、お酒の種類によっては、二日酔いしやすいもの、しにくいものがあります。また、ご自身の適正量を知ることができれば、二日酔いを予防することもできるそうです。

★二日酔いのメカニズム

二日酔いの症状には、吐き気、頭痛、胸焼けなどがありますが、なぜこのような症状が起きるのでしょう?これはアルコールを分解するときに発生する「アセトアルデヒド」が体に残るからです。さらに脱水症状が加わることでも起きてしまいます。ちなみに、体質によってもアセトアルデヒドを速やかに分解できる人とできない人がいて、日本人の約半数は分解できない体質だと言われています。

★二日酔いにならないためには次のようなことに気をつけましょう

その1.アルコールの適正量を知る。

まず、ご自身の体がどれくらいアルコールを分解できるのかを知ることが重要です。体重1kg当たり1時間に0.1gのアルコールを分解できるとして計算してみましょう。

例)体重50kgの人が夜7時から飲み始め、翌朝7時に起床した場合のアルコール適正量
50(kg)×0.1(g)×12(時間)=60(g)※・アルコールの適正量を知るアルコール60gは、ビールで換算すると“中ビン3本”相当です。

その2.二日酔いしにくいお酒を選ぶ

お酒によっては二日酔いしやすいもの、しにくいものがあります。

蒸留酒やエタノールのみのお酒は二日酔いしにくい。また、値段が高いお酒は不純物が少ないため二日酔いしないそうです。

★経口補水液で水分補給

お酒は利尿作用があるため、飲むと脱水状態になって喉が渇きます。そこで喉を潤すために「水」を飲みますが、水は体への吸収が悪いため、逆に二日酔いが悪化したり、むくみなどの症状が現れたりします。したがって水分補給には「経口補水液」がおすすめです。経口補水液は市販されていますが、手作りすることもできますよ。

【経口補水液の作り方】

水500ml~1Lの水に梅干1粒(またはレモン汁大さじ2)、はちみつ大さじ1を加えよく溶かして完成です。

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